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小田原城おでかけプラン|アクセス・天守閣など公園内をまるっと解説

murintokyo

小田原城は、戦国時代に難攻不落の城と呼ばれたお城で日本100名城の1つです。

小田原城は戦国時代と江戸時代の2つの顔があります。小田原市としては江戸時代の小田原城を参考に整備しているそうです。

小田原城のことがわからなくても大丈夫

天守閣を歩くと自然と小田原城の歴史が頭に入ってしまいます

大人料金510円で入れますので、ぜひ天守閣には足を運んでみてください。

天守閣以外にも、NINJA館・SAMURAI館などが整備され、観光スポットとして気軽に楽しめる場所になっています。

お城めぐりが初めてでも安心!小田原駅から徒歩でアクセスでき、歴史に触れながらゆるっと散策できます。

こちらの記事は小田原城の見どころや周辺スポットをまとめました。おでかけ気分で小田原城を楽しんでくださいね。

基本情報

小田原城址公園

小田原城址公園には以下の施設があり、お城や歴史以外にも楽しめることがたくさんあります。

  • 天守閣
  • SAMURAI館(甲冑等展示)
  • NINJA館(忍者体験)
  • こども遊園地(2025.9現在休園中)

天守閣は、順路に沿って歩くだけで歴史を学べる資料館になっています。

住所神奈川県小田原市城内
最寄駅小田原駅
公式HPhttps://odawaracastle.com
天守閣
開館時間
9:00〜17:00
入館は16:30まで
定休日12/31〜1/1
12月第2水曜
料金天守閣
一般 510円
小中学生 200円
所要時間1時間〜3時間

チケット購入と入場の流れ

一般小中学生
天守閣510円200円
SAMURAI館200円60円
天守閣・SAMURAI館
共通券
610円220円
NINJA館310円100円

小田原城址公園は無料で入れますが、天守閣などいくつかの施設は有料になります。

チケット購入方法
  1. スマホで電子チケット購入
  2. 現地購入(NINJA館は現地のみ)

おすすめは電子チケット。入り口のスタッフにQRコードを見せて入館できるので、チケット購入列に並ばずに済みました。

電子チケット

おすすめは電子チケットです。キャンセル不可ですが、あらかじめアソビューの登録をしておけば入館直前に購入出来ます。支払い方法は、クレジットカード・PayPay・あと払いペイディになります。

現地購入

階段を上った先に入口があり、その中でチケットを購入出来ます。時間によっては列が出来ていました。料金は電子チケットと同じです。

アクセス

交通アクセス | 小田原城

正規登城ルート

正面入り口の馬出門を目指します。

小田原駅東口から徒歩10分

東口を出て直進の道路の右側の歩道を(アーケード)進みます。駅前に案内もあります。

少し進んだ所で直進と右折の案内があり、右折してお堀端商店街を抜けるとお堀が見えます。

学橋という赤い橋を超えて、さらに進むと正規登城ルートの馬出門があります。

近道(階段なしで本丸広場へ)

天守閣付近だけに行く場合は、小田原駅から右側に進み、小田原城址碑がある北入り口から入ると近道です。徒歩5分ほどで北入り口に着きます。

私は帰り道に北入り口を利用、御用米曲輪跡地や土塁などを見ることが出来ました。

小田原城址公園内には駐車場はありませんので、近隣の駐車場を利用します。

小田原駅周辺駐車場一覧 | 小田原市

施設案内|正規登城ルート

正規登城ルートとは?

大名や武士が公式に城へ入る際の正式な道筋のことです

引用 : 園内マップ・施設一覧 | 小田原城

馬出門(うまだしもん)

馬出門の高麗門
  • 高麗門と内冠木門の2つの門
  • 2つの門の中は枡形(四角)を形成
  • 柱はケヤキ材を使用
  • 枡形に弓狭間・鉄砲狭間を配置

概要

馬出門は正規登城ルートの最初に位置し、外郭の防御を担った玄関口です。

1つ目は高麗門、高麗門のすぐ左側の塀沿いに2つ目内冠木門があります。この2つの門を合わせて馬出門といいます。

土塀に囲まれた枡形が形成されています。土塀には狭間(三角は弓狭間、長方形は鉄砲狭間)があり、枡形にいる兵を攻撃できるようになっています。

攻める方は、直進して進めない為進軍が遅くなります。

守る方は、高い位置にある狭間から弓や鉄砲で攻撃します

銅門(あかがねもん)

銅門の内仕切門(埋門形式)、手前の橋は住吉橋
銅門の渡櫓門
  • 内仕切門と渡櫓門で枡形門の構造
  • 渡櫓の門扉や柱に耐火を兼ねた銅の装飾
  • 柱はヒノキ材を使用
  • 渡櫓には石落としがある

概要

銅門は小田原城二の丸の表門にあたる枡形門です。渡櫓門の柱や門扉に銅板を貼り、防火性と格式を備えていました。

最初の内仕切門を通るには住吉橋を渡る必要があります。内仕切門から左折した先に渡櫓門があり、周りの土塀の狭間から攻撃できるようになっています。

渡櫓門は銅が装飾された堅固な作りです。渡櫓門の上には、石落としや釿(ちょうな)仕上げの柱を確認することができます。

馬出門と同じ枡形門なので、90度進路変更で直進できないようになっています。土塀には狭間もあります。

常盤木門(ときわぎもん)

  • 本丸直前の重要な門
  • 櫓の窓から攻撃する構造
  • 瓦に徳川家の三つ葉葵を施す
  • 現在櫓内部はSAMURAI館になっている

概要

常盤木門は、本丸へ至る直前に構えられた重要な門で、小田原城の中でも大きく堅固に作られています。

通常の狭間はなく、櫓の窓を開けて敵を攻撃する構造を持ちます。

常盤木とは常緑樹のことで、常に緑色の葉をたたえる松のように、小田原城と小田原の永久不滅に繁栄するよう願いが込められているそうです。

常盤木門を通ると、いよいよ本丸広場に出ます。

本丸広場

  • 江戸期は将軍のための御殿が存在
  • 御殿は1703年の大地震で焼失
  • 過去に遊園地・動物園として利用

概要

本丸広場には本丸御殿という、将軍専用の御殿がありました。

現在は広場になっていて、広場の周りには売店や食事処、広場にはベンチやダストボックスが設置されています。

本丸広場からの小田原城は見応えがあります。

天守閣

天守閣から相模湾方面
  • 天守閣からの360度の景色
  • 1960年に市民の寄付で復元
  • 内部は資料館として公開

概要

天守閣は小田原城の象徴で、戦国期から江戸期にかけて改修が重ねられました。現在の天守閣は1960年(昭和35年)に市民の寄付「瓦一枚運動」で復元されたもので、内部は歴史資料館として公開されています。

天守閣からの360°のパノラマは絶景でした。きっと天守閣から総構も見渡せたのかなと思いました

豆知識 小田原城総構

豊臣秀吉に対抗するべく北条氏が作った防御ライン。城下町も囲って築いた全長9キロの塀と土塁の要塞のことです。

御城印・スタンプ

スタンプは入館してすぐのところ
  • 通常の御城印300円/枚 2種類あり
    • 戦国時代・江戸時代
  • 期間限定の御城印 600円/7枚
  • 御城印帳2500円で2種類あり
  • 日本100名城のスタンプあり

概要

  • 御城印はチケット売り場
  • 日本100名城のスタンプは入口近く

小田原城では来城記念として御城印やスタンプをいただけます。御城印はいくつか種類があり支払いは現金のみ、天守閣入り口にて販売されています。

日本100名城のスタンプは無料で押すことができます。チケット売り場の反対側、入り口入ってすぐのところに置いてあります。

SAMURAI館(さむらいかん)

常盤木門の渡櫓がSAMURAI館
  • 戦国武将の甲冑や刀剣を展示
  • プロジェクションマッピング
  • 室町時代の甲冑も

概要

SAMURAI館は小田原城址公園内にある展示施設で、甲冑や刀剣、武具を間近に見ることができます。甲冑などを着用するサービス(有料)もあり、小田原城をバックに写真撮影する観光客がいました。

館内は暗めなので、小さいお子さんは怖く感じる子もいるかも…

NINJA館(にんじゃかん)

  • からくり仕掛けの体験
  • 手裏剣や忍具の展示
  • 大人310円/子ども100円

概要

NINJA館は忍者をテーマにした体験型施設で、からくり部屋など子どもから大人まで遊び感覚で学べるスポットです。

食事・売店

概要

園内には食事処や売店があり、散策の合間に立ち寄れます。食事処では店内で食べるうどん蕎麦・丼などの食事がありました。外のベンチでソフトクリームやかき氷などを食べたいる人もいました。

店内はそこまで広くないので、混雑を避けるなら早めに入店するのがおすすめです。

営業時間は9:00〜17:00です。

御食事処本丸茶屋 | 0465.net

小田原北条うどん

北条うどんは、梅干しを混ぜることでちょうど良くなるように、お出汁を調整しているそうです。

二の丸観光案内所

概要

馬出門を出て右側を見ると建物があります。利用時間は9:00〜16:30です。

中に入ると、コインロッカー・授乳室・ウォーターサーバー(常温・冷水)などがあります。水筒を持っていけば、無料でウォーターサーバーのお水をいただけます。

10:30〜と13:30〜で、無料ガイド実施していました。

周辺観光

北条早雲像(小田原駅西口)

  • 小田原駅西口すぐ、アクセス抜群
  • 牛の角に松明をつけた迫力ポーズ

概要

小田原駅西口ロータリーに立つ北条早雲公像は、日本最大級の銅像(高さ5.7m・重さ7t)。

後北条氏の祖である北条早雲が小田原城攻略の際に用いたと伝わる奇策「火牛の計」をモチーフにしており、知略と迫力を兼ね備えた姿が印象的です。

私は小田原城に行く前に寄りましたが、天守閣の後に行ったらまた違った気持ちでこの像を見れたのかなと感じました。

報徳二宮神社(小田原城隣接)

  • 城すぐ隣で立ち寄りやすい
  • 二宮金次郎を祀る神社
  • 境内にオープンカフェ

概要

小田原城に隣接する報徳二宮神社は、「薪を背負って本を読む少年像」で知られる二宮尊徳(金次郎)をお祀りしている神社です。境内には開放感のあるカフェもあり、参拝とあわせてひと休みできる憩いの場として親しまれています。

石垣山一夜城(バス・車)

  • 続日本100名城に選定
    • ヨロイヅカファームにスタンプ
  • 関東初の総石垣の城
  • 小田原城や相模湾を一望

概要

豊臣秀吉が小田原合戦の本営とした城の跡地で、一夜にして城が出現したように築かれたという伝承から「一夜城」と呼ばれています。石垣山城とも呼ばれ、現在も石垣が残り歴史を感じられる場所です。土日はバスが出ています。

城の攻防

一夜城は、豊臣秀吉が小田原合戦で北条氏を包囲するために築いた本陣。短期間で築城し威圧することで、北条方に心理的圧力をかけ、戦いを有利に進めました。


攻城側:短期間で石垣山城を築き、威圧的な姿を北条方に見せつけることで包囲戦を優位に進めた。

籠城側:突如現れた堅固な城を前に、長期籠城の不利を意識させられ、士気を削がれる要因となった。

小田原城レポ

事前準備(持ち物・知識)

持ち物・服装

  • 歩きやすい靴(階段あり)
  • スタンプ帳・御城印帳

予備知識

あらかじめ小田原城について知っておくと、当日のチェックポイントがわかるのでより小田原城を楽しむことが出来ます。

私はこちらの動画を観てから行きました。

当日の流れ

9:15
小田原駅到着 北条早雲像

東口を出てすぐのロータリーにあります。北条早雲って誰?という人は、小田原城の天守閣で北条早雲を学んでから、帰りに行くのがおすすめです。

のんびり歩いて小田原城へ向かいます。

9:50
小田原城 馬出門〜本丸広場へ

馬出門からお城の中へ。途中の説明などを読んだり写真撮影などしながら進んだので、本丸広場まで40分ほどかかりました。

馬出門 高麗門
門によっては石落としの仕掛け
鉄砲狭間(三角)・弓狭間(長方形)
銅門土塀模型、再建前に試したもの
常盤木門を抜けると本丸広場
本丸広場には食事処・売店の他に
管理室・ベンチ・ゴミ箱・自販機など

暑い日だったので、日陰のベンチで少し休憩しました。自販機で飲み物やアイスなどを購入できます。

10:40
天守閣へ

お城の左側へ行くと、天守閣入り口への階段があります。天守閣は有料ですが、ぜひ立ち寄ることをお勧めします。小田原城の歴史を学んだり、天守閣からの絶景を楽しめます。

ゆっくり回って1時間ほどでした。

中には歴史が学べる展示がたくさん
三浦半島が見えます
11:50
本丸茶屋でお昼ごはん

天守閣を眺めながら食事を楽しみました。うどんの出汁は梅との相性が抜群、お汁まで残さずいただきました。

12:40
SAMURAI館(常盤木門)

1階はお土産ショップで無料で入ることが出来ます。甲冑を着て写真を撮ることが出来るサービス(有料)もあります。

2階は有料エリアで、室町時代の甲冑、実際の刀などが展示されています。薄暗い中に甲冑などがあるので、怖がりのお子さんはご注意ください。

帰りは、北入り口かお堀方面
ゆっくり観光して

小田原駅→小田原城 約4時間

この後は
  • 報徳二宮神社
    • 小田原城隣接
  • 石垣山一夜城
    • 土日はバスあり
  • 小田原観光
    • 漁港の駅TOTOCO小田原
    • ミナカ小田原など

まとめ

小田原城は「難攻不落」と呼ばれた戦国の名城で、現在は江戸期の姿として整備されています。

天守閣(大人510円)は展示で歴史を学べ、最上階からは相模湾を望む絶景が楽しめます。

  • 王道ルート:馬出門 → 銅門 → 常盤木門 → 本丸広場 → 天守閣
  • 電子チケットがおすすめ(NINJA館は現地販売のみ)
  • 小田原駅から徒歩10分、北入口なら近道も可能
  • 御城印・百名城スタンプは天守入口、現金のみ

滞在時間、私は食事も含めてゆっくり回って約4時間でした。2時間程度あれば回れるスポットです。

周辺には報徳二宮神社や北条早雲像、石垣山一夜城などもあり、セットで巡れば1日たっぷり楽しめます。

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東京在住の小学生の母。 コロナ渦で落ちた娘の体力を回復すべく土日は全力で遊ぶ日々。小学生娘に負けないように、40代母はジム通いで体力維持にいそしむ毎日です。 そんな母娘のおでかけレポと役立つ情報を発信中です。
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