【高尾山】紅葉を楽しむ初心者向けガイド!おすすめスポット・混雑などを写真多めで解説
高尾山の紅葉に行こう!と決めたはいいけど、以下のような不安はありませんか?
- どんなコースで行けばいいのか
- どのくらいの混み具合なのか
紅葉の高尾山は、色鮮やかな紅葉を満喫出来る場所とあってすごく混雑する場所でもあります。
気軽に行ける一方で、紅葉見頃の土日祝はさながらテーマパークのように混み合います。
こちらの記事では、おすすめのスポットと混雑回避について、高尾山の初心者向けに解説しています。
疲れ切って紅葉を楽しめなかったなんてことがないように、どこに行くのかを考えて混雑を回避して、ぜひ紅葉を満喫してください。
高尾山 | 紅葉について
見頃
11月中旬〜12月上旬
過去の写真を見ても、毎年そのくらいの時期に見頃を迎えているのがわかります。
その年によって状況が変わりますが、11月下旬に行った時が鮮やかな紅葉を楽しむことが出来ました。
リアルタイムの情報から
紅葉の見頃を知る方法として、私は公式X(旧Twitter)を利用することが多いです。やはり現地からの情報は参考になります。
おすすめスポット&コース
高尾山口駅
- 京王高尾線の終点
- 電車が到着するとトイレが混雑
改札を出て右方向に道なり5分ほど歩くと、高尾山の入り口であるケーブルカー・リフト乗り場に着きます
ケーブルカー清滝駅・リフト山麓駅
ケーブルカー清滝駅・リフト山麓駅前の広場は彩り豊かな紅葉が出迎えてくれて、たくさんの人が紅葉をバックに記念撮影しています。
紅葉時期はこの広場にケーブルカーやリフトの行列が出来ます。1時間待ちを超えることも多いので、始発に近い時間帯で早めに到着すると待ち時間は少なくてすみます。
- ケーブルカー始発 8時
- リフト始発 9時
大人 (中学生〜) | 小児 (小学生) | |
片道 | 490円 | 250円 |
往復 | 950円 | 470円 |
混雑時のケーブルカーは立って乗る人も多くいます。
ケーブルカー・リフト
高尾山の中腹まで行くことができるケーブルカーとリフトは、乗車中も紅葉を楽しむことができます。
ケーブルカーのおすすめの乗車位置は、1番前か後ろのガラス越しの場所です。日本一の急勾配を進むケーブルカーからは奥行きのある景色を楽しむことができます。
リフトでは、乗り場に向かう途中の広場の紅葉がとてもきれいです。ケーブルカーが写っている写真は、そこから撮影したものです。
薬王院
薬王院も人気の紅葉スポットの1つで、私のおすすめは山門周辺の紅葉です。手水舎や天狗の像、願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)があります。
フォトスポット満載なのはもちろん、権現力ソフトやお団子・御朱印・お土産など楽しめることがたくさんあります。雰囲気を味わいながら、のんびり過ごすのもいいですね。
山頂
高尾山にいる多くの人が目指す場所がこの高尾山頂です。広場になっていて周りにはベンチやテーブルもあります。また周りの段差の所に腰を掛けたり、レジャーシートを敷いて休憩している人がたくさんいます。
広場の中央には山頂の標識があり、紅葉の時期は写真撮影待ちの行列が出来ます。奥にある展望台も人気で富士山や丹沢の山々をみなさん眺めています。
写真は平日の11時前後に撮影したもので、土日祝はこれとは比べものにならないほど混み合います
もみじ台
山頂展望台のすぐ右側にある階段を下り、奥高尾へ10分ほど歩くともみじ台に着きます。山頂より先は山らしさを感じることが出来るので、時間と体力に余裕がある人はぜひ訪れてみてください。
細田屋さんでは名物のなめこ汁やお蕎麦などがあり、運が良ければ富士山を見ながら食事をすることが出来るおすすめのスポットです。
細田屋さん以外にも、道沿いにベンチがあるのでそちらで持ってきたおにぎりやお弁当を食べている人もたくさんいます。
紅葉の高尾山 | 混雑
混雑回避について
- 平日に行く
- 朝早く行く
- 食べ物は持参する
- ケーブルカーやリフトは使わない
平日に行く
ここ数年は土日祝日の高尾山の紅葉狩りには行っていません。ですので私自身はその混雑を実感していませんが、様々な情報から混雑ぶりの凄さを感じます。
平日の様子をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
高尾山口駅9時ごろの写真です。電車が到着するとその流れでトイレに向かう人が多くいて、女性トイレは平日ですが20名ほど並んでいました。土日祝は相当な混雑が予想されるので、改札外にあるトイレや鳥居の近くにある市営駐車場のトイレなども利用してみてください。
11時過ぎの山頂の様子です。屋内のお店や広場のベンチはだいぶ埋まっていましたが、周囲に腰を掛けられる所はたくさん空いています、混雑している時は、木陰の地面にレジャーシートを敷いてご飯を食べている人も多くいます。紅葉時期の土日祝はこの広場が人で埋め尽くされます。
朝早く行く
高尾山は気軽に登れる山とあって、登り始めるのがゆっくりな人が多い印象です。午後から登り始める人もいるくらいです。
ケーブルカーやリフトは時間が経つにつれて待ち時間が長くなります。ケーブルカー始発8時・リフト始発9時より前に行き、人より1時間半早い行動をすると混雑回避出来ます。
以下は平日の比較にはなりますが参考にしてください。
(2023/11/27(月))
リフト山麓駅(駅寄り)、列整理のポールと紐が土日の混雑を物語っていますね
食べ物は持参する
飲み物は自販機が各所(ケーブルカー・リフト乗り場、薬王院、山頂など)にあるのですぐ購入出来ます。
しかし、食べ物を買うには時間によってはお店での待ち時間が出てきます。朝早く行けない時は、お弁当を用意したり地元のコンビニやお店で購入しておくことがおすすめです。
山頂のお店でお蕎麦を食べたい人は、早く行って食べるようにしましょう。
ケーブルカーやリフトは使わない
平日はありませんが、紅葉時期の土日祝は待ち時間が1時間以上になることがよくあります。
リフトやケーブルカーの駅まで徒歩で1時間程度なので、普段から歩いている人や体力がある人は歩いていってしまうという方法もあります。
- 行きは60分程度
- 帰りは40分程度
1時間半以上待つなら、歩くのを検討してもよさそうですね。体力と相談してみてください
左に見えるのがケーブルカーやリフトの駅です。分岐された道を右に進むと、徒歩60分ほどでリフトの駅にたどり着きます。
道は舗装されています。ただ、勾配はそれなりにあるので、登りは秋の気温だと人によっては汗をかきます。
どちらか片方だけ徒歩なら、上りは混雑に巻き込まれないように早く行ってケーブルカーかリフト・下りは徒歩の方が体力的には楽です。下りは膝を痛めやすいので無理せず歩くように気をつけてください。
紅葉の高尾山 | 服装・持ち物
服装
動きやすい服と靴
高尾山の1号路はほとんどが舗装された通路になるので、動きやすい普段着で着ている人もたくさんいます。
低山といえど山なので登ると暑くなり止まると冷えることがあります。調整できることも大切です。
私が過去に高尾山に訪れた時は
●11月
- 晴れ気温高め(東京最高気温18度)
- 山頂手前で暑くて半袖になる
●12月
- 曇り気温低め(東京最低気温3度)
- 寒さ対策にネックウォーマーと手袋
- インナーにヒートテック着用
- それでもリフトは寒い
- ナイロンジャケット、ダウンなど
- ボタンシャツ、スウェット、フリース
- 半袖Tシャツ、ロンT
- ヒートテック
- ボトムス(動きやすい長ズボン)
- ヒートテックレギンス
- ウォーキングソックス
- 靴(スニーカーなど)
- 帽子
アウトドア用ではない、手持ちの服で着ている人もたくさんいます
持ち物
両手が空くリュックとサコッシュ
- 飲み物(現地調達◯)
- お弁当(現地調達◯)
- 行動食・おやつ(現地調達△)
- レジャーシート・クッションシート
- モバイルバッテリー
- ゴミ袋2.3枚
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- 雨具(レインウェア・折り畳み傘)
飲み物や食べ物は途中買うことも出来ます。が、時期と時間によってはお店が混雑します
- お金、保険証
- スマホ
- ハンカチ
トイレや食事の時など、貴重品だけ身につけておくことが出来るので便利です
最後に
こちらの記事では、紅葉の高尾山について初心者向けに解説しました。
- ケーブルカー・リフト駅周辺
- ケーブルカー・リフト乗車中
- 薬王院
- 山頂
- もみじ台
- 平日に行く
- 朝早く行く
- ケーブルカー・リフトは使わない
紅葉以外の、トイレの場所・高尾山グルメなどは、以下のまるごと解説で説明しています。参考にしてみてください。