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【箱根温泉旅行記】乗り物酔い母娘、ほぼ酔わずに行けた箱根ゴールデンコース

murintokyo

2022年夏休みに箱根湯本温泉に泊まりにいきました。

神奈川県の西部に位置する箱根は、都内からロマンスカーで90分弱とアクセスも良く、東京から日帰りでも宿泊でも楽しめる観光地です。

箱根は大好きな観光地の一つですが、私たち母娘が心配なのは乗り物酔い。。乗り物酔いをする人は、山道の乗り物での移動を考えるだけで不安な気持ちになりますよね。

こちらの記事では、乗り物酔い母娘がほぼ乗り物酔いをせずに箱根旅行を楽しんだ、移動のコツをお伝えしていきます。

ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

箱根ゴールデンコース

箱根ゴールデンコース

箱根王道の観光ルートである箱根ゴールデンコース、箱根湯本から強羅・大涌谷・芦ノ湖を反時計回りに周るコースです。

ゴールデンコースは観光地を楽しむのはもちろん、5つの交通機関で乗り物や景色を楽しめるのも特徴です。

今回は、箱根フリーパスを利用してこちらのゴールデンコース(やや変則)で、箱根を楽しみました。

利用する交通機関

  • 箱根登山電車
  • 箱根ケーブルカー
  • 箱根ロープウェイ
  • 箱根海賊船
  • 箱根登山バス

私にとって、この中で1番乗り物酔いの不安があるのが箱根登山バスです。

山道のカーブが続くことと、渋滞がしやすいところがあり乗車時間が読めないのが理由になります。

しかし、今回は1番不安だった芦ノ湖から箱根湯本までのルートを工夫することで、乗り物酔いを避けることができました。

乗り物酔いのパターンを把握

箱根登山電車

まずは、自分達の乗り物酔いパターンを把握しておくことをオススメします。

どんな時に酔うのか

人それぞれ酔う時のパターンがあると思います。例えば、私はコーヒーカップ系の動きが苦手ですが、娘は大丈夫です。

私と娘の場合の酔いパターン対策をご紹介しますので、参考にしてみてください。

  • 立って乗ると酔いやすい
    • ロマンスカーやタクシー
    • 一本待って座る
    • 始発駅から乗る
  • お腹を圧迫すると酔う
    • 荷物を最小限にして軽くする
    • お腹の前に荷物を抱えない
    • 気軽に地面に置けるバッグにする
  • 暑いと酔う
    • 乗車直前に冷たい飲み物を買う
    • 調整しやすい服装にする
  • バスでのカーブの連続
    • 始発駅から乗って座って寝る
    • バス以外の乗り物に乗る
    • なるべく乗車時間を短くす
  • 不安な気持ちで酔う
    • 準備をすることで安心する
      • 乗り物酔いの薬を飲む
      • エチケット袋を用意する
    • 情報を集めることで安心する
      • 乗車時間はどのくらいか
      • 混雑状況はどうなっているか
      • 渋滞情報はどうなのか

他にも以下の状況が考えられますね。

  • 空腹・満腹
  • 読書やスマホ
  • 睡眠不足
  • 後ろ向きに進むなど

自分の乗り物酔いしやすいパターンを把握しておきましょう。

箱根での乗り物酔い回避

箱根湯本駅の看板

箱根ロマンスカー

新宿から箱根湯本まで、ロマンスカーで90分弱。やはり指定席の特急は快適でした。

特急で乗り物酔い回避

  • 座席指定なので絶対座れる
  • 座席や座席周りが広い
  • 進行方向前向きに座れる
  • 満員電車にはならないので涼しい

実はロマンスカーを利用しなくても、新宿から箱根湯本までの乗車時間は30分ほどしか変わりませんが、

気持ちのゆとりと体力面から考えて、ロマンスカーを利用することをおすすめします

座席選びで乗り物酔い回避

ロマンスカーは座席を指定して予約することができます。今回は2席だけなので直前でも隣同士で予約出来ましたが、家族旅行の場合は早めに予約しておきましょう。

私は特急電車で酔うことは少ないのですが、念のため以下の流れで座席を選んでいます。

1番後ろの席だと、気軽にリクライニングが使えます。

  • ロマンスカーの車両を確認
    • 列車名称の後ろのGSEやEXEなど
    • 例 はこね61号GSE
  • HPで車両から座席を確認
  • 自販機とトイレの位置を確認
    • どちらにも行きやすい座席を探す

ロマンスカーラインナップ

その他のメリット

  • 乗車時間が短くなる
  • 食事ができる
  • トイレがある

混雑時期は、現地での食事やトイレの待ち時間が生じます。ロマンスカーに乗車している間にどちらも済ませておけると、箱根での移動がスムーズになりますよ。

箱根登山電車

  • スイッチバック方式
  • 進行方向を変えてジグザグ進む
  • ボックス席が多い

進行方向前向きに座っていても、途中後ろ向きに変わります。後ろ向きに進むのが苦手な人は気をつけてくださいね。

座る位置で乗り物酔い回避

●横向き席
・進行方向横向きの席もあり
●窓際で景色や名所を楽しむ
・出山鉄橋
・箱根駅伝の踏切
・彫刻の森など

乗車中に名所のアナウンスに加えて箱根登山電車の解説もありました。楽しく乗れる電車であっという間に目的地につきました。

箱根ケーブルカー

  • 車両が2両しかない
  • 混雑時は席がすぐ埋まる
  • 終点までは10分ほど

立って乗るのが苦手な人は注意してください。

立って10分乗るか次を待つか

私たちは立って10分乗ることにしましたが、立って乗るのが苦手な娘が少し酔いました。

10分ほどなので乗り物酔いはひどくはなく、暑い中で次の電車を15分待つよりは良かったかなと思います。

箱根ロープウェイ

  • ケーブル2本で支えられている
    • 風の影響はあまり受けない

運休ギリギリの強風の日に乗りましたが、酔うほどの揺れではなかったです。

箱根ロープウェイ

前向きで乗り物酔い回避

ロープウェイの座席は、進行方向前向きの座席と後ろ向きの座席があるので、選べるようなら前向きの座席がオススメです。

箱根海賊船

  • 芦ノ湖を周遊できる海賊船
  • 港は3ヶ所
    • 桃源台港・箱根町港・元箱根港

ゴールデンルートでは桃源台港から乗船し、箱根町港か元箱根港で下船することになります。

海賊船はそこまで揺れの激しい乗り物ではありません。しかし、ここまでくる間に既に酔っていたり、混雑が苦手な人は乗り物酔いする可能性があります。

特別船室で乗り物酔い回避

海賊船には特別船室があり、運賃に追加して料金を支払うことで利用できます。

特別船室追加料金
〈片道〉
元箱根港ー箱根町港 180円
元箱根港ー桃源台港 600円
箱根町港ー桃源台港 600円
〈往復〉
芦ノ湖一周 1110円

◆特別船室のメリット

●特別船室用の乗船待ち列
・専用の待ち列で並べる
・一般列よりも列が短い

●定員がある
・座席数も多い
・特別船室内は混雑していない

●前方部分が特別船室のエリア
・船首側の景色を楽しむことができる
・以下の緑色の部分が特別船室

引用|箱根ナビ「箱根海賊船ビクトリー」

箱根町港で乗り物酔い回避

桃源台港から乗船後
  1. 箱根町港で下船
  2. 元箱根港で下船
  3. 一周して桃源台港で下船

次に箱根登山バスに乗るなら、箱根町港がおすすめです。箱根町港は箱根登山バスH路線の始点なので並べば座れるからです。

次の港の元箱根港にも観光スポットがありますので、調べてから検討してみてください。ただし、実体験として次の元箱根港からだと立って乗車の可能性があります。

箱根登山バス

箱根登山バスの利用区間
  • 箱根町港(始点)から
  • 小涌谷駅(箱根登山鉄道乗換)まで

小涌谷駅から箱根登山鉄道で箱根湯本駅へ

1番心配したバスでの移動ですが、以下の対策をすることで幸いにも私も娘も酔わずにすみました。

箱根町港(始点)のバス停で乗車

1番に並んで座って乗りました。が、箱根町港は元箱根より飲食店が少ないからか、乗車人数は少なかったです。

次の元箱根港からでは座れない可能性があります。実際に私たちが乗ったバスはすでに座席がいっぱいでした。

小涌谷駅で乗り物酔い回避

●箱根登山バスの乗車時間を確認
箱根町港→箱根湯本駅 約40分
箱根町港→小涌谷駅 約20分

渋滞ポイントを確認
宮ノ下→箱根湯本

この日も宮ノ下から渋滞情報あり(通常15分→50分)

箱根湯本駅までは時間がかかることは明白だったので、小涌谷駅で降りることを即決しました。

実際の乗車(箱根町港→小涌谷駅)

  • 箱根登山バスH路線(箱根町〜小田原)
    • 箱根町港が始点、並べば座れる
    • 元箱根では座席はいっぱい
    • 乗車時間は30分(経路検索20分)
    • ずっと目を閉じてカーブ回避

番外編

箱根でゴールデンルート以外に利用した交通機関(箱根フリーパス対象外)があります。箱根湯本駅と宿泊した天成園までの移動です。参考までに載せておきます。

タクシー

1日目は巡回バスの待ち時間が15分あったので、タクシーを利用しました。

  • 16時ごろ
  • タクシー待ちはほとんどなし
  • 渋滞もなく7分で到着

旅館組合巡回バス

2日目は巡回バスを利用しました。
こちらは立って乗ることになってしまい、立って乗るのが苦手な娘は乗り物酔い。

  • 10時ごろ
  • 立って乗車
  • 国道1号線までの旅館街が混雑
  • 乗車時間は20分
  • 朝は東になる右側が日光で暑い

まとめ

こちらの記事では、実際の旅行を通して乗り物酔いを回避した方法についてお伝えしました。

  • 自分の乗り物酔いパターンを把握
  • 箱根の乗り物ごとの特徴を確認
  • 情報収集で乗り物回避

今回の旅では、娘が「立つと酔う」というのが顕著でした。なるべく座れるように、余裕を持ったスケジュールにしておいて良かったです。

みなさんも、乗り物酔いを避けて楽しい箱根の旅を満喫してくださいね!

ABOUT ME
むう
東京在住の小学生の母。 コロナ渦で落ちた娘の体力を回復すべく土日は全力で遊ぶ日々。小学生娘に負けないように、40代母はジム通いで体力維持にいそしむ毎日です。 そんな母娘のおでかけレポと役立つ情報を発信中です。
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